ありのひふき

庭の桔梗が芽を出し始めました🌿
秋の七草のひとつ、桔梗。
まだ春なのに、もう秋の準備を始めてるなんて…季節を先取りしすぎでは!?🍁✨
それでも自然は、ちゃんと時計を持っているかのように、決まったタイミングで動いているんですね。不思議だし、ちょっと感動しちゃいます😊

  「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花」
 (あきののに さきたるはなを およびおり かきかずふれば ななくさのはな)

 「萩の花 尾花葛花 なでしこの花 女郎花 また藤袴 朝顔の花」
 (はぎのはな おばなくずはな なでしこのはな おみなえし またふじばかま
  あさがおのはな)

山上憶良が詠んだこの「朝顔の花」は、今でいう桔梗のことなんだそうです📜✨
「キキョウ」は中国語の音(呉音)「ケチキョウ」からきているんだとか。

そしてなんと、和名は「ありのひふき(蟻の火吹き)」!🐜🔥
蟻が桔梗の花に登って蟻酸を出すと、花びらにピンクの点ができる…
それを「蟻が火を吹いてる」ように見えたから、って説があるんだって。かわいいしロマンがある〜💭💜

輪郭がくっきりして、どこか凛とした美しさの桔梗。
昔の名前やイメージがこんなにユニークだったなんて、、、、、

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