南瓜の苗の間に蛙がいました。
ビニールハウスの中で冬眠をしていたのでしょうか。
もうすぐ田んぼに水がはられる季節です。
蛙が鳴く水田風景が思い浮びます。
ビニールハウスの脇には田んぼがあります。五月にはそこに水がはいり稲が植えられます。蛙はそれを待っているかのようです。稲が大きくなると蛙はその稲に隠れることができますが、それまでは鳥たちに狙われ捕食される危険があります。私は蛙が「稲が育つまで田んぼに出るのを待てばいいのに」と思うけれども、蛙は広い水田に出ていくのですよね。
私が蛙の生き方を考えてもしょうもないことなのに、、
「井の中の蛙、大海を知らず」という言葉があります。この言葉の後に「しかし、空の青さを知る」とつけた人がいます。井戸の中から空を見上げたことなどないけれど、この言葉が示す空の色を私は知っている気がします。
帰りたい